開発日記
2024年
1
まずは土台からパーツを切り離しです。



これが本当に面倒です。
が、このバリ取りが重要なところ。
設計図1



設計図2



設計図3



設計図4



設計図5



設計図6



設計図7



設計図8



設計図9



設計図10



設計図11



ここからが難しくなる。
上記は設計図通りで誰でも作れる。
が、ここからは感性が求められる。
設計図12



設計図13



設計図14



設計図15



設計図16



設計図17



設計図18



ほとんど無理なぐらいで組み込みます。笑
ある意味、ここが一番、難しい。
設計図19



設計図20



できました。
前のメリーゴーランドと比べると、 こちらの方が難しいかな。
でも、メリーゴーランドは部品が小さいので、 それで難しく感じるところもあった。
2
動くには動くのだけど、変なところがあるので、 調整する。
また、歯車の位置がズレているところがあるので、 それらも合わせて調整します。
調整はかなり難しく、何か一つを行えば良いとはならない。
すべてが複合して動くからです。
この木工キットは素晴らしいです。
ま、調整がかなり必要です。
そのままでは動かない可能性もある。
けれど調整すると普通に振り子時計になります。
プラスチックのキットは優れたキットですが、 重しでの時計なので、5分しか動かない。笑
プラスチックのキットは、優れたキットなので、 超お勧めのキットです。
それに安いので、買って作っても損ではない。
いろいろと流用もできそうだ。
木工キットは、2時間は動きます。
チューニングしだいで3時間動く可能性もある。
ゼンマイを変更すると普通に24時間や48時間動く、 振り子時計になることも可能かな。
アンクルとガンギの摩擦での摩耗に問題がでる可能性がある。
木工キットのメリーゴーランド、 木工キットの振り子時計、ですけど、 どっちも感動します。
木工キットのメリーゴーランド。
木工キットの振り子時計。
プラスチックキットのヒゲゼンマイとテンプ時計。
どれも優れたキットですので、 お勧めします。買っても損ではないと思う。
が、ここが重要、どれもそこそこ組むのが難しいです。
いや、そこそこではなく、かなり難しいかな。
一般的には作れないのではないかと思う。
そのままだけでは上手く動かない。
ひと工夫、ふた工夫、と調節しなくてはなりません。
そして、今のプラモのように作りやすいことを考えているキットではなく、 その機能を楽しむキットであるから、作り易さよりも、 実現することに力を入れているキットです。
どれも完成して、稼働したときには、感動しました。
埋もれた傑作のキットと言えます。
そこから調節して動きがスムーズになると更に感動します。
木工キットのメリーゴーランドは送料込み5000円だった。
木工キットの振り子時計は送料込み4200円だった。
プラスチックキットは一つが送料込み1500円だった。二つ買った。
今はどれも高騰しているので、その価格で買えるかどうかは分からないです。
自分は、爆安のところを見つけて買ったからね。
それと類似品がいっぱい出ているので注意が必要です。
このようなキットを積極的に教育現場で使えば良いのにとも思う。
それかキット自体を作れば良いやん。
今の時代、3Dプリンター、レーザー彫刻機があるので、 その道具さえあれば、あとは頭を使えば、 フルスクラッチで作れるからね。
3
正月用なのに、すでに作ってしまった。
組んでさ、すべてのことが分かりました。
もう、時計の原理で分からないことはない。笑
マジでね、作ってて本当に楽しかった。
頭では理解してても組んでみて、深く理解されるってもの。
時計に関しては部品さえあれば、すぐに組める。
どれも買って作って大正解だった。
しかも完成して稼働すると感動するからな。
動きのあるキットは実際に組んで動くと、 感動もひとしお、になる。
時計だけではなく、機械は世界だと思う。
小さな社会、小さな世界に思うが、連結すると大きな社会、大きな世界となる。
人は歯車なのかも知れません。それは王でも乞食でも同じで、 人は所詮、歯車なのです。
2024/12/29